台東区議会 2020-02-17 令和 2年第1回定例会-02月17日-03号
2000年から、胃潰瘍と十二指腸潰瘍の消化性潰瘍に対するピロリ菌の除菌治療が保険適用となり、2013年からは、慢性胃炎についてもピロリ菌の除菌治療が保険適用となり、その結果、胃がんの死亡者数も明らかに減少してきました。 現在、日本におけるピロリ菌感染率は、20代、30代で10%から20%、50代だと50%以上とも言われ、胃がんの99%はピロリ菌の感染がベースとされています。
2000年から、胃潰瘍と十二指腸潰瘍の消化性潰瘍に対するピロリ菌の除菌治療が保険適用となり、2013年からは、慢性胃炎についてもピロリ菌の除菌治療が保険適用となり、その結果、胃がんの死亡者数も明らかに減少してきました。 現在、日本におけるピロリ菌感染率は、20代、30代で10%から20%、50代だと50%以上とも言われ、胃がんの99%はピロリ菌の感染がベースとされています。
その後の研究で、慢性胃炎や胃潰瘍などの原因になっていることがわかっております。胃がんの99%はピロリ菌感染の影響があるとする研究結果も出ております。日本では50歳以上の半数以上が感染しているとされ、感染者は約6,000万人に上るとの見方もあります。 ピロリ菌は、近年の研究で胃がんとの関連が指摘されています。
◎塚田久恵 健康推進課長 ピロリ菌につきましては、慢性胃炎であれば保険で検査ができるということも保険診療の見直しがありましてできますので、こういった部分も胃の内視鏡検診でそういった状況があればそういった対応もできるかと思いますので、これは区が検診として位置付けるというよりは、そういった中で対応できればと思っております。
そのような中、2013年2月慢性胃炎に対するピロリ菌除菌が保険適用になり、ピロリ菌に対する保険適用範囲が広がるなど、国のピロリ菌の除菌に対する考え方に変化があり、このような動きにつながったと考えております。 過日行われた定例会での公明党の質問に対し、松原区長から、大田区ではここ数年、年間200人ほどの方が胃がんで亡くなられていると伺いました。
2013年からは、慢性胃炎に対するピロリ菌の除菌治療に対して保険が適用されることにもなっています。がん検診を受けていない層に対して、予防のための動機づけの意味や胃がん検診受診のきっかけになるほか、除菌治療によって胃がん自体を予防することにつながることからも、大変効果的な検診であると考えます。
平成25年には、ピロリ菌の除菌治療に胃潰瘍や十二指腸潰瘍に加えて、「慢性胃炎」も健康保険の対象となり、多くの方が治療を行っています。 胃がんリスク(ABC)検診と胃内視鏡検査の実施は、ピロリ菌の除菌治療を行う観点からも重要です。また、特定健診と同時に胃がんリスク(ABC)検診を行った場合、採血が一度で済むというメリットもあります。
この胃がんリスクの要因として影響しているのが、ヘリコバクター・ピロリ菌でございますが、私たち人間の胃酸の中でも溶けず、胃の粘膜にぬくぬくと潜み、人には移りませんけれども、ストレスや体調に負荷がかかると吐き気や腹痛、胃潰瘍や慢性胃炎を繰り返し、胃がんにも発展していく。そのような厄介な病気でございます。
しかし、2011年2月、政府はピロリ菌の感染が胃がん発生の原因の一つであることを初めて認め、2013年2月にはピロリ菌の除菌治療への保険適用が慢性胃炎にまで拡大されました。 現在では年間約150万人がピロリ菌の除菌治療を受けるようになり、年間5万人を数えていた胃がんによる死亡数も、2016年には4万5,500人余りにまで減少したとされております。 そうしたことを踏まえ、以下質問いたします。
また、慢性胃炎や胃潰瘍など、胃の疾患の主な要因であることが明らかになってきています。除菌をすると、胃の症状が緩和され、また、胃がんになる可能性が減少する効果が35%とされています。 185 ◎小林信夫委員 ありがとうございました。
日本では、これまでピロリ菌除菌の保険適用は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に症状が進行していなければ認められませんでしたが、2013年2月からは保険適用が認められ、吸気検査などでピロリ菌感染を調べ、内視鏡で慢性胃炎と診断された方には、除菌治療を保険適用とする画期的な対策が講じられました。
その後、国にも動きがございまして、ピロリ菌の除菌治療の保険適用が拡充、慢性胃炎まで拡充をされることになりまして、胃がん対策の大きな第一歩が踏み出されました。そこで、平成25年に私は2回目の質問をさせていただいて、また、平成26年、平成27年、平成28年と我が会派の松原議員も取り上げさせていただきました。
ピロリ菌検査としては、呼気検査と内視鏡による胃粘膜採取とがありますが、いずれにしても、保険適用による除菌治療を受けるためには、内視鏡検査で慢性胃炎と診断されなければなりません。
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する細菌で、胃がんや慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因になっており、国内の感染者は中高年を中心に約3,500万人と見込まれています。
日本では、B型・C型肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎を経て起きる肝がん、幼少期にヘリコバクター・ピロリ菌感染を起こし、慢性胃炎を経て起こる胃がん、性行為によりヒトパピローマウイルスに感染し、その後起こる子宮頸がんがその代表です。 区では、肝炎ウイルス検診を既に実施しているほか、がん検診や特定健康診査・基本健康診査などと同時に受診することを可能とし、がんの予防に努めています。
ですから、簡単に言えば、ピロリ菌が持続感染することによって、慢性胃炎、それが萎縮性胃炎に変わっていって、最終的にがんが発生する素地をつくっていくのだということになると思います。もちろんそこには生活習慣だとか、食べ物、特に塩分だとか、そういうものが絡んでくる。
ピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍などの疾病の原因となると言われている一方で、医学的に解明されていない点もありますが、今後その導入については調査し、検討してまいります。 次に、今後の障害者施策についての所見でありますが、障害者が住みなれた地域で安心して暮らしていくためには、地域の障害理解と障害者の日常生活支援が必要であると考えております。
現在、国では、内視鏡検査をし慢性胃炎や潰瘍などが判明したとき、ピロリ菌検査や除菌治療を健康保険で適用できることになっています。ただし、胃がんが発見された場合にはがんを除去した後とのこと。 ここで残された課題として、内視鏡検査で慢性胃炎等にまで至っていない場合、ピロリ菌検査及びピロリ菌除菌治療は、全額自己負担になってしまうことが挙げられます。
この主な原因が慢性胃炎、慢性胃炎の原因がピロリ菌ということで、これ小菅議員が成人に対する助成という話を一般質問されたと思います。これで、やはり慢性胃炎で今、早期の治療が一番よいということで、ほかの行政では中学生に対しての助成等々をしているところももう出てきおります。
昨年2月より、慢性胃炎に対するピロリ菌の除菌療法が保険適用となりました。20代から30代までにピロリ菌の除菌を行えば、ほぼ100%、胃がんの発生が予防できると言われております。一方、胃がんの抑制効果は、40代では90%、50代では70%、60代から70代では30%から40%と、低下を徐々にしていくということなんですね。
それによりますと、ピロリ菌や慢性胃炎の症状がある人とない人を比べ、男女ともおよそ12倍高いということでございます。このようにピロリ菌と胃がんとのかかわりは大変大きいと思われます。稲城市におきまして胃がん受診率が2%台といった現実を直視したとき、胃がん検診への取っかかりともなるピロリ菌検査が非常に重要になってくるのではないでしょうか。